米Googleは7月11日(現地時間)、Android版Chromeブラウザをアップデートした。
スマートフォンでのみ可能だったWebページの全画面表示が、タブレットでも可能になった。ページを下にスクロールするとページのタブの部分が隠れ、全画面表示できる。
また、デスクトップ版にある自動翻訳機能が追加された。Chomeの設定で選択した言語以外のページを表示すると、ページ上部に「これは[中国語]のページです。翻訳しますか?」などと表示され、「翻訳」を選ぶと設定した言語に翻訳される。
また、アラビア語、ペルシャ語、ヘブライ語など、右から左(RTL)に記述する言語に対応した。
同社はまた、向こう数日中に、現在β版で提供しているデータ圧縮機能を正式版に追加することも明らかにした。これは、データをGoogleのデータ圧縮用サーバを経由させることで転送量を圧縮する仕組み。このサーバでは同社のレンダリング高速化技術「SPDY」を採用している。Googleは、社内テストで回線のデータ消費を50%削減できたとしている。
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