ニュース
» 2013年09月30日 15時21分 UPDATE

UQ、下り最大110Mbps「WiMAX 2+」提供開始 「再び業界最速に返り咲く」

UQコミュニケーションズは、下り最大速度110Mbpsのモバイルデータ通信サービス「WiMAX 2+」を10月31日に開始すると発表した。

[山崎春奈,ITmedia]

 UQコミュニケーションズは9月30日、下り最大110Mbpsのモバイルデータ通信サービス「WiMAX 2+」を10月31日に開始すると発表した。通信の多い都市部から導入し、15年度末には全国に広げる計画。下り最大速度は14年度中の220Mbpsを目指し、「再び業界最速に返り咲く」としている。

photo

 「WiMAX 2+」は、7月に同社が新たに総務省から割り当てられた20MHzの帯域を利用して導入する新通信方式。現行のWiMAXと合わせ、連続する50MHzの周波数帯が使用できるようになり、容量拡張と高速化が実現した。下り最大速度は40Mbpsから110Mbpsになる。TD-LTE方式と互換性を確保し、今後海外で使用できるようになる可能性も示唆した。

 既存基地局を利用・強化するかたちで新旧通信方式を一体的に処理することで、新規割り当てから3カ月というスピードで新サービス開始に至った。渋谷や秋葉原などトラフィックの混雑したエリアから導入し、開始時は、東京・環状7号線の内側をサービスエリアとする。東名阪を中心に14年3月末には7000局を開設予定で、全国エリアへの拡大は15年3月末を予定する。14年度末には下り最大速度220Mbps、17年度には同1Gbps超を目指す。

photo 新モバイルルーター「HWD14」

 サービス開始と同時に発売する新モバイルルーター「HWD14」は、WiMAX 2+に加え現行WiMAXとauの4G LTEにも対応。タッチパネルを搭載し、連続通信時間は9時間以上、同時接続台数は10台。大きさは約62(横)×100(縦)×15.5(厚さ)ミリで、重さは約140ミリ。WiMAX 2+対応機器は今後増やしていく予定という。


 料金プランは、WiMAXのみを利用できる「ノーマルモード」、WiMAX 2+とWiMAXを利用できる「ハイスピードモード」、WiMAX 2+とau 4G LTEを利用できる「ハイスピードプラスエリアモード」の3つ。ノーマルモードは、速度制限・月間利用上限なしで月額3880円。ハイスピードモードは、契約から2年間は月間利用上限なしで月額3880円(3年目以降は上限7Gバイトに達すると通信速度が128Kbpsに制限予定)。ハイスピードプラスエリアモードは、LTE帯を利用した月のみ追加で1055円を支払う仕組みだ。

photo 料金プラン一覧

 野坂章雄社長は、「お客様に支持されているノーリミット制と月額3880円は堅持しつつ、より速く快適な通信を利用してもらいたい。14年度中には下り最大速度220Mbpsを実現し、再び業界最速に返り咲く」と意気込んだ。

 会見には、KDDI 田中孝司社長も駆けつけ、「auとWiMAX 2+での新しいサービスも予定している。ぜひご期待ください」と話した。

photo UQコミュニケーションズ 野坂章雄社長(左)とKDDI 田中孝司社長

Copyright© 2016 ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

Loading

ピックアップコンテンツ

- PR -