米Microsoft傘下のSkypeは10月4日(現地時間)、1つのアカウントで使うSkypeの履歴を複数の端末間で同期できるようにすると発表した。向こう数カ月中に実現するという。例えばPCでやりとりした既読メッセージがスマートフォンアプリを起動したときに新着メッセージとして表示されるといったことがなくなる。
また、モバイル端末で、Skypeアプリを起動していなくてもプッシュ通知で受信を知らせるようになる。こうした新機能は、クラウドの採用で実現できるとしている。
SkypeはP2Pで接続しているが、昨年10月にリリースした「Skype for Windows 8」から、チャットと通話でクラウドを利用するようになったという。Microsoftアカウントでの複数端末のSkypeへのログインやビデオメッセージ機能「Skype Video Message」も、クラウドを利用することで実現した。
今月18日に公開予定のWindows 8.1に標準搭載されるSkypeでは、ロックスクリーンのまま着信に応えられるようになる。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR