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iOS/Android/Mac OS版リモートデスクトップはWindows XP以降の上位エディションにアクセス可能

» 2013年10月20日 08時04分 公開
[佐藤由紀子,ITmedia]

 米Microsoftは10月18日(現地時間)、予告通り米AppleのMac OSおよびiOS、米GoogleのAndroid版の「Microsoft Remote Desktop」アプリを、それぞれのアプリストア(記事末の「関連リンク」にURLを記載しました)で公開した。

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 これらのアプリにより、Windows XP(Professional)、Vista(Business/Ultimate/Enterprise)、7(Professional/Enterprise/Ultimate)、8(Enterprise/Pro)、8.1(Enterprise/Pro)を搭載するPCに接続できる。

 Wi-Fiで接続したホームネットワーク上のWindows 7(Professional)搭載PCへのAndroidタブレットからの接続例を紹介する。

 Windows 7側では、あらかじめ「システムのプロパティ」で「このコンピューターへの接続を許可しない」以外の設定を選んでおく(今回は自宅内での接続なので「リモートデスクトップを実行しているコンピューターからの接続を許可する(セキュリティのレベルは低くなります)」を選択した)。

 Androidでアプリを起動し、左カラムの「Remote Desktops」→画面右上の「+」をタップしてリモート接続設定を作成する。

 「Connection name」には分かりやすい接続の名前(接続先のPCの名前など)を入力し、「PC name」には正確な接続先PCの名前あるいはIPアドレスを入力する。IPアドレスは、PCの「ワイヤレスネットワークの状態」の「詳細」で確認できる。同じWi-Fiネットワーク内での接続であれば、IPv4アドレスを入力しておけばいい。

 rd 1 接続設定画面

 PCに接続するには、作成したRemote Desktopを選び、ログイン画面で相手のPCのログイン名とパスワードを入力する。

 rd 2 ログイン画面

 接続画面の上部中央の黒いバーで、左側の丸いアイコンをタップすると画面の拡大や移動ができ、中央の接続名をタップすると画面下部にShiftやWindowsキーなどが表示される。右のキーボードアイコンで、キーボードがポップアップして入力ができる。

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 接続を解除するには、「戻る」を2回連続でタップする。

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