韓国Samsung Electronicsは11月6日、ソウルで投資家やアナリスト向けのカンファレンス「Analyst Day」を開催し、2013年の業績や今後の戦略などについて発表した。
半導体部門を統括する権五鉉(クォン・オヒョン)CEO兼副会長は、2014年には曲がるディスプレイを、2016年には折りたためるディスプレイを実用化すると発表した。同社は10月に表面がカーブしたディスプレイのスマートフォン「GALAXY Round」を発表している。
プレゼンテーションの資料(右図)を見ると、ウェアラブル端末としては腕時計型の「GALAXY Gear」とは別に米Googleの「Google Glass」のようなメガネ型も開発しているようだ。
システムLSI部門のスティーブン・ウー社長は、ディスプレイの高解像度化のロードマップを紹介した。これによると、スマートフォンのディスプレイは現在の最高解像度であるフルHD(1920×1080)から2014年にはWQHD(2560×1440)に、2015年にはUHD(3840×2160)、つまり4K解像度になるという。
この他、2014年中に1600万画素のスマートフォンカメラを発表する計画や、オリジナルの64bitのARMベースのプロセッサを開発する計画などを発表した。
これらのプレゼンテーションの音声と資料はSamsungのページで視聴できる。
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