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ソーシャルワープロ「Quip」、WordやEvernoteのインポートが可能に

» 2013年11月22日 15時17分 公開
[佐藤由紀子,ITmedia]

 米新興企業Quipは11月21日(現地時間)、7月に公開した同名のiOS向けクラウドワープロアプリ「Quip」をバージョン1.5にアップデートした。日本語に対応した他、幾つかの新機能が追加された。

 まず、他のアプリからのインポートが可能になった。対応するのは、米MicrosoftのWordドキュメント、DropboxとGoogle Drive上のテキストとWordドキュメント、Evernoteのドキュメント。デスクトップ画面左上にある歯車アイコン→「文書をインポート」→で表示されるメニューからインポートしたいサービスを選択する。また、AirDropでのインポートも可能だ。

 quip

 受信トレイに「未読」「プライベート」フィルタが追加され、メッセージを探しやすくなった。

 quip 2 受信トレイ(左)とデスクトップ(右)

 また、共有機能を使わなければ、ユーザー登録せずに利用できるようになった。気軽に使い始めてもらうのが目的という。登録しなくても、共有機能以外は利用できる。

 Quipは、米Facebookの元CTO、ブレット・テイラー氏と、米GoogleでGoogle App Engineプロジェクトの責任者を務めたケビン・ギブズ氏が立ち上げた文書作成アプリ。デスクトップ版(quip.com)もあり、Androidのプレビュー版も20日に公開された。

 Quipのユーザーの半数はiPadで同アプリを使っており、40%が複数の端末で使っているという。

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