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“Excel方眼紙”のような画面でWebアプリを開発できる「Forguncy」 来夏発売へ

» 2013年12月05日 16時59分 公開
[ITmedia]
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 「Excel方眼紙が自社開発アプリに生まれ変わる!?」――Excelの操作性そのままにプログラミングの知識不要でWebアプリを開発できるというソフト「Forguncy」(フォーガンシー)をグレープシティが来夏に発売すると発表した。「実態として広く浸透している“Excel方眼紙”をうまく活用できれば、業務スピードや質を向上させる可能性がある」として、Excelでフォームを作るのと同じ感覚で、プログラミング知識不要で業務用Webアプリを開発できる環境を提供するという。

 Excelによく似たユーザーインタフェースと操作性を持った業務アプリ構築ツール。プログラミングの知識不要で操作でき、方眼紙のような画面レイアウトで自由に開発できるという。作成したアプリはWebアプリとしてマルチユーザー・マルチデバイスで利用でき、ユーザー管理やログイン機能も備え、社外からも利用できるという。

 既存のExcelファイルを基に画面を作ることもでき、既存のデータベースへの接続も可能。社内サーバで共有していたExcelファイルを読み込んで画面を作成し、既存データベースに接続して売り上げを集計するアプリなどを簡単に構築できるという。

 Excelのセルをマス目として使い、帳票や台帳を作成している企業は多い。同社はExcelとの互換性に優れるというコンポーネント「SPREAD」を開発・販売しており、同コンポーネントで培った技術を活用して簡単に使える業務アプリ開発環境を提供する。今後、特設サイト公式Twitterで情報を公開していく。

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