米Appleが、米国内の254のApple Storeで近距離無線通信「iBeacon」による通知サービスを開始した。米Associated Pressが12月6日(現地時間)、ニューヨーク5番街のApple Storeを取材して報じた。
iBeaconは、iOS 7に搭載されるBluetooth Low Energyベースの情報提供サービス。対応するiPhoneまたはiPadのBluetoothとアプリの位置情報サービスを有効にしておくと、iBeaconの発信機に近づくと様々な情報をプッシュ通知する。
Apple Storeのサービスでは、対応する端末に「Apple Store」アプリをインストールしてiBeaconを有効にし、例えばiPhoneの展示テーブルに近づくと、端末の画面に新iPhoneの紹介や、下取りサービスについての情報が表示される。また、注文しておいたMacが準備できたという告知が注文番号とともに表示され、それを店内の従業員に見せれば製品を持ってきてくれる。
iBeaconを利用したサービスは既にサードパーティーからの提供が始まっている。日本でもスポットライトが9月に、同社のアプリ「スマポ」をiBeaconに対応させた。
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