米Pebble Technologyは1月6日(現地時間)、スマートウォッチ「Pebble」の新モデル「Pebble Steel」を2014 International CESで発表した。同日オンラインショップで発売した。価格は249ドル。150ドルの従来モデルも販売を続ける。
Pebbleは、プロセッサにARM Cortex-M3を採用し、ディスプレイは144×168ピクセルのモノクロe-paper(バックライト付き)。物理的な4つのボタンを備え、バイブレーション機能を持つ。iPhoneおよびAndroidとはBluetoothで連係する。バッテリーはUSB経由で充電でき、1週間持続する。
Pebble SteelはスペックはPebbleと同じで従来のアプリを利用できる。ベルト部分がステンレス製になっている他、モノクロe-paperのディスプレイは米CorningのGorilla Glassで保護されている。充電レベルを示すLEDが3色になった。具体的なサイズは不明だが、Pebbleより小さく、薄くなったという。色はBrushed Stainless(銀)とBlack Matte(つや消しの黒)の2色。オリジナルのPebbleと同様に防水(5atm)だ。
また、サードパーティー製アプリのためのアプリストア「Pebble appstore」を1月末までに開設することを発表した。ユーザーはiOSあるいはAndroid端末のPebbleアプリ内からアプリストアに接続し、カテゴリ別のアプリを探したり検索し、ダウンロードできる。従来はサードパーティーのWebサイトに探しに行く必要があった。それでもこれまでに約300万本のアプリや文字盤がダウンロードされたという。
さらに、Pandora、ESPN、Mercedes-Benzがパートナーに加わったことも発表した。
Kickstarterで立ち上げられたPebbleは昨年のCESでのデモの後、1月に一般向けに発売された。累計販売台数は30万台以上という。
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