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» 2014年01月28日 17時28分 UPDATE

エプソン、Android搭載スマートグラス「MOVERIO」新型 アプリマーケットや開発者サイト公開へ (1/2)

エプソンがシースルー型のスマートグラス「MOVERIO」新型を発売。旧モデルより大幅に軽量化し、機能を強化。サードパーティが専用アプリを開発・配信できる仕組みも用意した。

[岡田有花,ITmedia]
画像 MOVERIO新モデルを装着するレースクイーンの橋本雪乃さんと、エプソン・ナカジマレーシングの中嶋悟総監督

 エプソンは1月28日、Android 4.0を搭載したWi-Fi対応スマートグラス「シースルーモバイルビューアー MOVERIO」(モベリオ)新モデルを4月24日に発売すると発表した。実際の視界に重ねる形で画面を映し出すシースルータイプのスマートグラスで、単体でWebブラウジングや映像視聴ができるほか、スマートフォンと接続して画面を表示したり、ARアプリを活用し、現実世界の映像とディスプレイの映像を重ねて表示するといったことが可能だ。

 サードパーティがMOVERIO用アプリを開発できる仕組みも用意した。アプリは専用マーケット「MOVERIO Apps Market」で配信。開発者サイトを設置し、アプリの充実を図っていく。

 ベーシックモデルの「BT-200」(消費税8%込みの直販価格6万9800円)と、HDMI接続用アダプタを同梱し、Blu-rayレコーダーなどと接続できる「BT-200AV」(同8万9980円)の2モデルを用意した。

従来機より6割軽量化 大画面での映像視聴やWebブラウズに

画像 旧モデル(右)との比較

 ヘッドマウントディスプレイ(HMD)部と、専用コントローラー、マイク付きイヤフォンを有線接続して使用するスマートグラスで、プロジェクターで培った光学技術やマイクロディスプレイ技術を生かして開発した。2011年に発売した端末の後継機で、重さとサイズを抑えて装着しやすくし、輝度を従来比2倍の600カンデラに高め、アプリの追加やHDMI機器への接続を可能にするなど大幅な刷新を行った。


画像 レンズの真ん中あたりに見える四角い部分に映像が投影される
画像 コントローラー

 HMD部には新開発の0.42インチのワイドパネル(960×540ピクセル表示)×2を搭載。「20メートル先の320インチ相当」の映像を楽しめるという。3D映像(サイドバイサイド方式)の表示に対応。30万画素カメラと加速度・方位・ジャイロセンサーも内蔵している。コントローラー部にはタッチパッドや無線モジュール(IEEE 802.11b/g/n、Bluetooth対応)、GPSセンサー、microSD/SDHCスロット、バッテリーなどを搭載する。

 microSDカードに保存したコンテンツの再生や、内蔵Webブラウザによるネット閲覧、見たままの映像をカメラで撮影する──といったことが可能。Wi-Fiを使った映像伝送技術「Miracast」に対応し、同規格をサポートするスマートフォンやタブレット端末の画面を映し出せる。HDMI接続用アダプタを同梱した上位機「BT-200AV」は、HDMI端子を備えたBlu-rayレコーダーなどと接続でき、レコーダーのコンテンツを大画面で楽しめる。


画像画像 HMDのレンズにカメラを近づけて撮影した画像。画面の後ろに実際の風景が見えている

画像 シェードを装着したところ

 HMD部をサングラスのように被うシェードを同梱。シェードを装着すると背景が薄暗くなり、映像への没入感が増す。眼鏡をかけている人向けにレンズホルダーを同梱しており、眼鏡店で視力に合わせたレンズをホルダーにはめ込んでもらい、HMD部にホルダーを装着すれば、矯正視力でHMDの映像を楽しめる。

 HMD部のサイズは185(幅)×170(奥行き)×32(高さ)ミリ、重さ88グラム(ケーブル、シェード含まず)。従来機より6割軽量化したが、一般的なメガネの数倍の重さだ。コントローラー部は小型スマートフォンほどのサイズ(55×120×19ミリ)で、重さは124グラム。連続動画再生時のバッテリー駆動時間は約6時間。

 歩きながらや車を運転しながらの利用は危険なため行わないよう説明書などで呼びかけている。また、カメラでの撮影中の際はランプが点灯。撮影していることを周囲から分かりやすくし、盗撮を防止する。

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