米Cisco Systemsと韓国Samsung Electronicsは2月5日(現地時間)、広範な製品および技術に関する特許の長期的なクロスライセンス契約を締結したと発表した。詳細は公表されていないが、現在保有するものおよび向こう10年間に両社が取得する特許が対象という。
この契約により両社は互いの特許ポートフォリオを利用し、将来的な訴訟リスクを回避できるとしている。
Ciscoは前日、米Googleとの同様のクロスライセンス契約を発表している。Samsungは1月末に、やはりGoogleとのクロスラインス契約を発表した。
Googleとの契約を発表した際、Ciscoはクロスライセンス契約は顧客を害す「Patent Privateer(特許私掠船)」とは対極的なパテントトロール対策だと主張した。
Samsungは現在、米Appleと複数の国で特許関連の訴訟を争っている。
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