Dropboxも透明性リポート公開 米国外政府からのデータ要請対応はゼロ
米Dropboxは2月11日(現地時間)、同社としては2回目になる「透明性リポート」を公開した。
透明性リポートとは、IT系サービス企業が、各国政府からのユーザーデータ開示の要請や、著作権侵害関連のデータ削除要請の件数を公表するものだ。米Googleが2010年に開始し、現在は幾つかの他の大手IT企業も公開している。
Google、Facebook、Microsoft、Yahoo!、LinkedInが2月3日に公開した新透明性リポートでは、米司法省(DOJ)との合意の下、初めて米連邦政府からの国家安全保障に関連する要請の件数が1000件単位で公表された。
Dropboxは昨年9月、DOJに対し、同社のようにそもそもの要請件数が少ない企業の場合、1000件単位では公表の意味がないとして外国情報監視裁判所(FISC)に対して弁論趣意書を提出し、1月に250件単位での開示許可をとりつけた。Dropboxはこれは正しい方向への一歩ではあるが、まだ不十分であり、今後も政府への働き掛けを続けるという。今回は、国家安全保障関連の要請件数、指定アカウント数ともに0~249件となっている。
透明性リポートには数字だけでなく、Dropboxの個人データ保護の方針の説明もある。例えば、政府当局はデータ要請があることをユーザーに通知しないよう依頼することが多いが、法律での制約がない限り当事者であるユーザーにデータ要請について通知しているという。
また、日本を含む米国外の政府からのデータ要請については、開示のために米裁判所での手続きが必要になっており、2013年には90件の要請があったがいずれにも答えなかった。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
Gmail、他社メアドを送信元にできる機能を廃止へ
-
2
個人開発「家系ラーメンマニア」で利用者急増 対応追いつかず一部停止 「より信頼していただけるアプリに」
-
3
「プチプチ」の川上産業、「プチプチ株式会社」に社名変更 創業58年で
-
4
熊本地震で地面がずれた場所、35kmの線状に 衛星データで「変位境界」を判読 国土地理院
-
5
ワークマン、実は画像生成AIを導入していた 間に合わない商品撮影を代替 アプリ通知開封も1.5倍
-
6
東大、60代教授を懲戒処分 サイトのHTMLソースに“不適切な言葉” 「六四天安門」問題が理由と毎日報道
-
7
「高学力=ストレスに耐えられる」ではない 秀才が苦しむ一方、収入・満足度が高いのは…… 医学生・医師1000人超を分析
-
8
管理アカウントを手順書に誤記載――東芝テック、顧客情報38万件が特定の1社から閲覧できる状態に
-
9
写真加工アプリ「SNOW」にステマで措置命令 報酬付きでX投稿依頼、広告表示なし 消費者庁
-
10
「Xであなたをブロックした人が分かる」サイト拡散 ソースコードを見たら、IDとパスワード外部送信
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR