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空中に“手描き”できる3Dペン「3Doodler」日本発売 1万6000円 ナカバヤシが独占販売

» 2014年02月20日 17時59分 公開
[ITmedia]
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 ナカバヤシは2月20日、空中に立体アートを手描きできる3Dプリントペン「3Doodler」を4月上旬に国内で発売すると発表した。1万6000円(税抜き)。専用のプラスチックフィラメントは1500円(同)。

 文字や絵を描くような感覚で立体アートを制作できるペン。クラウドファンディングサイト「Kickstarter」で集めた資金約2億4000万円をもとに昨年、世界で初めて開発された。ナカバヤシは開発元の米Wobbles Worksと日本国内での独占販売契約を結んだという。

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 専用のプラスチックフィラメント(PLA/ABS樹脂製)を本体に差し込み、電源を入れるだけで、熱で溶けた樹脂がペン先から押し出される仕組み。空中に線を描くようにペン先を動かすと立体アートを描ける。溶けた樹脂は適温で冷えて固まるため、さまざまな色を使った鮮やかな作品を短時間で制作できるとしている。

 サイズは187(高さ)×37(直径)ミリ、重さは130グラム。ACアダプタと、専用プラスチックフィラメント×50本(PLA樹脂、ABS樹脂各25本)が付属する。ニューヨーク近代美術館「MoMA」デザインストアを皮切りに、同社の販売チャネルを活用して順次展開していく。

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