米Microsoftは3月3日(現地時間)、4月8日に予定しているWindows XPのサポート終了に向けて、Windows XPのデータや設定をWindows 7以降の環境に移行するためのツール「PCmover Express for Windows XP」を今月中に無償で提供すると発表した。
このツールは、データ移行ツールメーカーの米LaplinkとMicrosoftが共同で提供する。日本語版も3月中にWindows XPの特設ページからダウンロードできるようになる見込みだ。
アプリケーションも移行したいユーザーには、Laplinkの有料ツール「PCmover Professional」を勧めている。
また、サポート終了1カ月前に当たる3月8日、Windows Updateを利用しているWindows XPユーザーのデスクトップに以下のような警告が表示される。警告には、特設ページへのリンクも含まれる。
米分析会社Net Applicationsによると、2月のOS市場に占めるWindows XPのシェアは前月より0.3ポイント増の29.53%だった。
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