米Microsoftが3月27日(現地時間)、「Office for iPad」を公開したことを受け、米Appleのティム・クックCEOがMicrosoftのサティア・ナデラCEOとOffice for iPadを歓迎するツイートを投稿した。
これに対し、ナデラCEOも「ありがとう。iPadユーザーにOfficeの魔法を提供できて嬉しい」とツイートした。
クック氏は昨年10月のiPad新モデル発表イベントで名前こそ出さなかったもののMicrosoftの「Surface」の取り組みを「混乱している」とやゆし、MicrosoftはAppleがiWorkを無料化したことについて「iWorkを無料にしたところでOfficeを搭載するSurfaceには脅威でも何でもない」と反撃した。
Microsoftは前CEO、スティーブ・バルマー氏の時代からOffice for iPadに取り組んでいた。なかなか実現しない理由の1つは、Appleがアプリ内課金に課す30%の手数料をめぐる交渉が難航しているためとうわさされていた。
Office for iPadは無料だが、文書を編集するにはMicrosoftのオンラインオフィススイート「Office 365」のサブスクリプションが必要で、アプリ内からの加入が可能になっている。
AppleはRe/Codeに対し、Office for iPadのアプリ内からのOffice 365のサブスクリプションに対しても30%の手数料を課していることを認めた。
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