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2輪で自立、犬型──エンタメロボ「OMNIBOT」、タカラトミーがシリーズ展開

» 2014年04月07日 20時01分 公開
[ITmedia]

 タカラトミーは4月7日、エンターテインメントロボット「OMNIBOT」(オムニボット)シリーズを順次展開する。第1弾として2輪ロボット「Hello!MiP」(ハローミップ)を6月に、犬型ロボット「Hello!Zoomer」を7月に発売する。各1万5000円(税別)。

photophoto 物を持たせても2輪で自立できる「MiP」(左)と、液晶の目で感情を表す犬型ロボット「Zoomer」

 1984年にトミー(当時)が「OMNIBOT」シリーズを発売してから30年。新たに「ロボットがいる遊び心のある生活」をコンセプトに、最新技術を盛り込んだロボットを提案していく。まず海外パートナーメーカーと協力して販売し、今後オリジナルで開発したロボットも順次展開する。

 Hello!MiPは2輪で走行するロボット。ジェスチャーセンサーを内蔵し、直接触らずに手のひらをかざすことで操作ができる。「倒立振り子センサー」の搭載で2輪で安定的に自立できる上、物を持たせても自らバランスを取って立ち続けることができるという。海外ではカナダWowWeeが夏から販売する。

 Hello!Zoomerは小型の犬型ロボット。30以上の日本語と15以上の英語を理解し、液晶ディスプレイの目で気持ちを表現する。赤外線センサーで動きをとらえ、前を歩く人の後をついて行ったり、ボールを追いかけたりするという。カナダのSpinMasterが昨年発売し、米国で42万個を販売したという。

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