米Evernoteは5月13日(現地時間)、クラウドベースの情報ツール「Evernote」のユーザー数が1億人を突破したと発表した。
Evernoteは2008年にサービスを開始した、Webページ、PDF、画像など多様なデータをサーバ上に保存し、PCやモバイル端末から利用できるクラウドベースの情報ツール。無料のクライアントアプリがWindows、Mac OS、iOS、Android、Windows Phone向けに提供されている。アップロード容量増加、広告非表示などを追加した月額450円のプレミアム版もある。1億人の有料/無料ユーザーの内訳は公表されていない。
ユーザーを地域別にみると、アジア太平洋地域が最も多い3500万人。Evernoteの地元である北米は2700万人だ。
同社によると、Evernote普及のためのプロモーションはほとんど行っておらず、ユーザーのほとんどは“自力で”Evernoteを見つけているという。実際、これまで使った広告費用の累計はユーザー1人当たり1セントにも満たない(つまり、101万ドル以下)としている。
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