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iPhoneがスキャナになるデスクライト「SnapLite」 LED照明できれいに取り込み

» 2014年05月21日 16時49分 公開
[ITmedia]
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 PFUは、iPhoneで文書・写真のスキャンやさまざまなモノの撮影もできるデスクライト「SnapLite」を5月28日に発売する。同社直販サイトなどで販売し、1万1852円(税別)。

 ドキュメントスキャナ「ScanSnap」で知られる同社が発売する新シリーズの機器。LEDを採用した高さ36センチのデスクライトの上部にiPhone(5/5s/5C対応)を設置し、専用アプリと組み合わせることで、カメラの角度や手ブレ、影の映り込みなどを気にすることなくきれいに撮影ができる仕組みだ。

 専用アプリ「SnapLite」(無料)を立ち上げるとiPhoneと本体がBluetooth接続され、本体の手元のマークをタッチすることでiPhoneのシャッターが切れる。撮影モード時はレーザーで撮影範囲(A4サイズ)をガイドする。

 アプリは、スキャンした写真の自動傾き補正や、大きなサイズの絵を2回に分けて撮影することで自動的に合成したり、複数のレシートを撮影範囲内に置けば1枚ずつ撮影して取り込むといった機能も備える。タイマー撮影も可能だ。

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 連携アプリを開発するためのSDKを提供。「CamiApp」(コクヨS&T)と「ReceReco」(ブレインパッド)が対応を予定している。

 両手が空くので、料理手順を説明するために手元を撮影するといった使い方も可能。LEDは電球のような色とニュートラルな白色の2色を搭載し、アプリを使って色の切り替えや5段階の調光も可能で、通常のデスクライトとして使える。充電用USBポートも備えた。

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