米Microsoftは5月27日(現地時間)、Skypeの通話を通訳する音声翻訳アプリ「Skype Translator」を発表した。年内にWindows 8向けアプリのリミテッドβ版を提供するという。
記事末に添付した動画のように、例えば英語を話すユーザーとドイツ語を話すユーザーがSkypeの音声通訳を通して会話できる。
この機能はMicrosoft ResearchとSkypeの開発チームが協力して開発した。Microsoft Researchは過去10年以上機械翻訳を研究しており、その成果はBing Translatorなどに反映されている。既に約40カ国語の機械翻訳が可能になっているが、音声翻訳が可能な言語の数はまだ少ないようだ。
同日、米メディアRe/codeの年次カンファレンス「Code Conference」に登壇したサティア・ナデラCEOは、Skype TranslatorはSkypeの機能としてまずはWindows版で提供するが、他のOSでも利用できるようにする計画だと語った。
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