米NVIDIAは7月22日(現地時間)、Android搭載ゲームプロジェクト「SHIELD」の新製品として、8インチのタブレット「SHIELD Tablet」を発表した。価格は16GバイトのWi-Fiモデルが299ドルからで7月29日に発売の予定だが、日本からは予約できない。
最初のSHIELD製品は、昨年6月に349ドルで発売されたゲーム端末「SHIELD Portable」だった。
SHIELD Tabletのプロセッサ「Tegra K1」は、同社のグラフィックスカード「GeForce GTX」と同じKeplerコアを192個搭載する“初のコンソールレベルのモバイルプロセッサ”で、DirectX 12、OpenGL 4.4などのPC向けゲーム技術と、EpicのゲームエンジンUnreal Engine 4をサポートする。
59.99ドルで別売の「SHIELD Wireless Controller」とはWi-Fiで接続する(このコントローラーはPortableとも接続できる)。コントローラーにはマイクがあり、音声での検索が可能だ。
Portableと同じく、PCゲームもGoogle PlayのAndroidゲームもプレイできる。GameStream技術も搭載するので、PCやクラウド上のゲームをストリーミングしてプレイすることも可能だ。
また、Twitchでのゲームプレイストリーミング機能も備える。
もちろんゲーム端末としてだけではなく、普通のAndroidタブレットとしても使える。NVIDIAの描画用スタイラス「DirectStylus 2」と描画アプリ「Dabbler 2」「3D Paint」が付属し、お絵描きも楽しめる。
現在は16GバイトのWi-Fiモデルしかないが、将来的には32GバイトのWi-Fi/LTEモデルも発売する計画。いずれも128Gバイトまで拡張可能なmicroSDスロット付きだ。
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