Amazon.co.jpの「Androidアプリストア」で、自社ゲームの海賊版が社名をかたった何者かによって販売されていると沖縄県のゲームメーカーが注意を呼び掛けていた問題で、アマゾンジャパンは8月27日、「対応措置の手続きに入っている」と明らかにした。
SummerTimeStudio(沖縄県)によると、同ストアでは同社の名前でゲームアプリが販売されているが、同社が公開したものではなく、社名も勝手に使われていたという。同社の弘津健康社長はAmazonに対し、削除と原因追究、再発防止を要請したことを明らかにしていた。
アマゾンジャパンによると、ストアでアプリを配信する開発者に対しては「知的財産権の侵害など、違法なアプリの配信を禁止する規約に同意いただいている」という。だが権利侵害の通告を受けるなど、違法な恐れのあるアプリ配信が行われているとストアが判断した場合は、「侵害行為に対して適切に対処する仕組みを整備している」と説明する。
SummerTimeStudioのアプリについても、「既に権利者様より侵害申し立てを行って頂いておりますので、対応措置の手続きに入っている」という。
AndroidアプリストアでSummerTimeStudio名で公開されているアプリは、27日午後1時現在9本。26日から2本追加されているが、弘津社長のFacebookによると、この2本は「弊社のアプリではない」という。
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