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» 2014年10月02日 16時48分 UPDATE

浮かぶ3D映像、LED1個と透明シート1枚で実現 オムロンが開発

LEDの光を透明なプレートから出射させ、3D画像を空間に投影する「透明プレート型空間投影技術」をオムロンが世界で初めて実現した。

[ITmedia]
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 オムロンは10月2日、LEDと透明なプレートを使うことで、3D画像の空間投影を可能にする「透明プレート型空間投影技術」を世界で初めて実現したと発表した。LED1個とプレート1枚で空間投影が可能で、従来のような大がかりな装置が不要という。ガラスなどに貼り付けて投影することも可能で、看板の3D表示や駅の案内表示の立体化、ジェスチャー入力機器での活用など、幅広い用途が考えられるという。

 LEDの光を透明なプレートやシートから出射させ、3Dの静止映像を空間に投影する。3Dによる奥行きのある表示ができ、実空間の物体との重ね合わせも可能。ディスプレイが透明なため、映像の空間浮遊感がそこなわれず、視界が妨げられないとしている。プレートの手前と向こう側の両方に投影が可能な上、複数枚重ねることで切り替え表示やカラー表示、アニメーションなど高度な表示もできるという。

 どこにでも設置できるのが特徴で、ガラスに貼り付けたり、曲げて使用する事も可能だ。ショーウィンドウにディスプレイされた商品の周囲に情報を投影したり、非接触スイッチで空間上の感知部分を可視化するといった用途も想定している。

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 同社は光指向性設計技術と微細加工技術を応用し、携帯電話用液晶ディスプレイ向けバックライトやアミューズメント向け透明電飾パネルなどを商品化しており、こうした技術を応用した。

 同技術は10月7日に開幕する「CEATEC JAPAN 2014」(千葉・幕張メッセ)で展示する。CEATECにはこのほか、相手が打ち返しやすい位置と速度を考えて返球しラリーを継続する「卓球ロボット」の体験型デモンストレーションなどを紹介する。

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