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混乱で販売中断の「東京駅記念Suica」、希望者全員に販売へ JR東

» 2014年12月22日 11時35分 公開
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 JR東日本が12月20日、開業100周年を迎えたJR東京駅で、記念のIC乗車券「東京駅開業100周年記念Suica」を発売したところ、予想以上の人出で混乱が起きたため販売を打ち切った件で、同社は22日、記念Suicaを増刷し、希望者全員に販売すると発表した。発売方法や時期などは改めて告知する。

 記念Suicaは、駅舎のイラストや「TOKYO STATION 100 YEARS」などの文字をあしらったデザイン。20日に東京駅丸ノ内南口で、限定1万5000枚を1人3枚まで、各2000円で販売するとしていた。

 だが、購入希望者がJRの予想を大きく上回り、販売開始の午前8時前に9000人以上が行列。混乱が起きたため、8090枚売ったところで販売を打ち切った。

 販売された記念Suicaの一部はネットオークションに出品され、数万円で取り引されるなど価格が高騰している。

 JR東は販売打ち切りについて「ご購入予定のお客さまには、大変ご迷惑をおかけし、誠に申し訳ございません。深くお詫び申し上げます」と謝罪。今後増刷し、希望者に届けると発表した。発売方法や時期などは改めて告知する。

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