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講談社、全漫画雑誌を紙と同時に電子化へ 「ヤングマガジン」など3誌からスタート

» 2015年01月05日 12時53分 公開
[ITmedia]

 講談社は1月5日、同社のすべてのコミック誌を順次電子化し、紙の雑誌と同時配信すると発表した。「ヤングマガジン」「月刊少年マガジン」「週刊少年マガジン」の3誌からスタートし、6月までに全誌の電子配信を始める予定。

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 5日に「ヤングマガジン」、6日に「月刊少年マガジン」、7日に「週刊少年マガジン」の最新号をAmazon(Kindle)や楽天Kobo、BookLive!など各電子書籍ストアに配信する。3誌の電子化を記念した特設サイトでは、最新号の1つ前の号をそれぞれ無料公開するほか、「みなみけ」「四月は君の嘘」「FAIRY TAIL」「ベイビーステップ」など、各連載作品の第1話をまとめた無料試し読みも計1000ページ超配信する。

 6月までに全誌の電子配信を始める予定。対象(配信予定順)は「ヤングマガジン」「月刊少年マガジン」「週刊少年マガジン」「マガジンSPECIAL」「月刊ヤングマガジン」「デザート」「モーニング」「Kiss」「ネメシス」「BE・LOVE」「ARIA」「別冊フレンド」「なかよし」。既に「モーニング・ツー」「アフタヌーン」「ITAN」は電子版を配信している。

 スマートフォン/タブレットの普及が進む中、読者のライフスタイルに合った方法でコミック誌に接する環境を整え、バックナンバーの販売なども含め利便性を向上する狙い。単行本派にも本誌を手にとってもらう機会を作り、より多くの作品の拡散と増売を目指すという。

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