「ダメ元」の提案が実現 「マリオ×パズドラ」異例のコラボ 狙うは「スマホを持たない子供たち」(1/2 ページ)
「ダメ元で話したことが、いい形で実現した」――ガンホー・オンライン・エンターテイメントは1月8日、スマートフォンゲーム「パズル&ドラゴンズ」と任天堂の「スーパーマリオブラザーズ」を組み合わせたニンテンドー3DS用ゲーム「PUZZLE & DRAGONS SUPER MARIO BROS. EDITION」(パズル・アンドドラゴンズ スーパーマリオエディション、税別4000円)を、4月29日に発売すると発表した。
パズルバトルを使ってマリオが戦うゲーム。「パズドラ」シリーズの3DSゲームは、「パズドラZ」に続く2作目となる。ガンホーは、3DSというプラットフォームとマリオという人気キャラの力を借りながら、スマートフォンを持たない子供などにパズルバトルを浸透させる狙いだ。任天堂が販売元となって海外でも発売する。
マリオがほかのゲームと本格的にコラボするのは異例。パズドラとのコラボは「通常はありえないと思った」(ガンホーの森下一喜社長)が、同社のゲーム開発の姿勢などが任天堂に評価され、ゴーサインが出たという。
マリオキャラありきでパズドラを作り直した
「パズドラ スーパーマリオエディション」は、スーパーマリブラザーズの世界でパズドラを楽しめるというコンセプト。おなじみのマリオシリーズのサウンドやグラフィックスと、パズドラのパズルバトルが融合している。ゲームは買い切りで追加課金要素がないなど、子どもが安心して遊べるよう配慮した。
「パズドラZのキャラを替えただけではないか? と思われるかもしれないが、マリオキャラありきでパズドラを作り直している」と、ガンホーの山本大介プロデューサーは強調する。
森下社長や山本プロデューサーは、子どものころにマリオで遊んだ“マリオ世代”。マリオに強い思い入れがあり、開発時は「マリオへのリスペクトを忘れないよう気を遣った」(森下社長)と打ち明ける。同日開いた発表会の登壇も、「吐き気がするほど緊張した」(同)という。
「ダメ元だった」が……
会見には、マリオシリーズを手がけた任天堂の宮本茂専務も登場。「ゲームが好きで、どっぷりゲームを作っている人たち」とガンホーの面々を評価した。
宮本専務は、パズドラが流行し始めた当初はあまり興味がなかったという。「流行っているゲームがあるとスタッフから聞いたが、よくある落ち物パズルだと思っていて、僕は落ち物を作る気がなかったので」
だが実際に遊んでみる機会を得て「タッチでスッスッと遊べる。もう1つ(3DSのタッチ操作用の)画面があったらいいじゃないか」と思い、「どうして3DSで作ってないの?」と話をしたという。
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