ニュース
» 2015年01月16日 09時00分 UPDATE

クリエイター女子部:世界300万DLのゲームアプリ「ガチャウォリアーズ」デザインに込めたこだわり ワンオブゼム・松本彩加さん

デジタルコンテンツ制作に携わる女性にフォーカスする「クリエイター女子部」。第4回は、ワンオブゼムでスマートフォン向けゲームアプリ「ガチャウォリアーズ」のデザインを担当している松本彩加さん。

[ITmedia]
photo 松本さん(自画像)

――これまでの経歴と、今のお仕事内容を教えてください。

 女子美術大学を2009年に卒業し、新卒で携帯ゲーム制作会社に入社しました。その会社ではアバターの制作やコーポレートサイトのコーディングなどを担当し、2011年に退職。それから1年間はフリーランスのデザイナーとして活動しました。

 そして2012年にワンオブゼムに入社しました。現職では、スマートフォン向けゲーム「ガチャウォリアーズ」の立ち上げ時からキャラクターや背景、エフェクト、バナーなど画像全般の制作に携わっています。

――アプリ内のイラスト制作やデザインを行う際、気を付けているポイントやこだわりはありますか?

photo ガチャウォリアーズ

 1つは、ゲームに合った配色をすることです。ガチャウォリアーズは全体的に落ち着いた色合いを採用しているため、1つのキャラの色数が多くならないよう心がけています。具体的には「鮮やかすぎる色」や「濃い色」を極力使わず、かといって低彩度の色を使うわけでもなく、バランスを見ながら色を調整しています。

 もう1つのこだわりは、キャラクターの「進化度」(どれだけ成長したかを示す値)によって、見た目に大きな差をつけることです。

 キャラが成長した時に、ステータスだけでなく「見た目も変わった」と一目で分かれば、ユーザーにとって「進化させたい」というモチベーションになるはずです。これは単に装飾品や色合いに差を付けるだけでなく、シルエットにもはっきり差が出るようにこだわりながら制作しています。

 そして3つ目のポイントは、「背景はあくまで背景である」と意識することです。

 ゲーム内に登場するステージの背景は、その上にキャラが配置されるため、キャラと同様に目立つデザインだと画面がぐちゃぐちゃになってしまいます。そうならないよう、背景に配置するものや配色に気をつけています。

photophotophoto
photophotophoto 松本さんがデザインしたキャラクターたち
  ある日の松本さんのスケジュール
10:15 出社
10:45 クリエイティブチームの朝会
11:00 制作作業
13:00 会社近くのお店で昼食
14:00 制作作業
16:00 打ち合わせ
18:00 掃除
18:15 制作作業
19:30 退社

――仕事で大変なこと、楽しいことをそれぞれ教えてください。

 もともと絵を描くことが好きなので、イラスト制作の仕事はとても楽しいです。また、自分が制作に携わったキャラクターがゲームに登場した際のユーザーの反応を見るのも楽しいですね。

 逆に大変なのは、制作作業の中でなかなかいい案が出ない時です。そんな時は、他のイラストレーターやアプリ運営の担当者に意見をもらうようにしています。キャラ制作の先にはゲームで遊んでくれるユーザーがいるので、どんな時も「主観的」「独り善がり」にならないように気をつけています。

――休日はどのように過ごすことが多いですか?

 趣味で企画展に出展しているので、そのための絵を描いたり、自分以外の展示を見に行ったりすることが多いです。特に予定がない日は、ニコニコ動画を見たり「モンスターハンター」をしたりしています。

――今後、挑戦してみたいことはありますか?

 これまではIllustratorを使っての制作が中心だったので、Photoshopなどフリーハンドで描く仕事にも挑戦してみたいですね。

Copyright© 2016 ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

Loading

ピックアップコンテンツ

- PR -

マーケット解説

- PR -