「マインクラフト」日本の小学生にブームの兆し PS版、半年で国内50万本
仮想世界の中で冒険やもの作りが自由に楽しめるゲーム「マインクラフト」(Minecraft)が日本の小学生の間でブームの兆しを見せている――PlayStation 3/4/Vita版を国内で販売するソニー・コンピュータエンタテインメントジャパンアジアが、小学生の盛り上がりについて紹介している。
マインクラフトは、スウェーデンのMojang(昨年Microsoftが買収)が開発したゲーム。「世界を救う」といった目的は設定されておらず、ブロックでできた広大な世界で家を建てたりしながら、冒険や生活を自分のスタイルで楽しめるのが特徴だ。
ゲーム世界で日本列島を再現した人もおり、昨年にはデンマークの政府機関が同国を再現したことも話題になった。PCやスマートフォン、家庭用ゲーム機で世界5400万人以上がプレイするロングセラーとなっている。YouTubeなどに世界中からプレイ動画が多数投稿されており、「ヒカキン」など日本の小学生に人気のYouTuberもプレイ動画を投稿している。
PlayStation向けには、国内ではPS3版が昨年6月、Vita版が同10月、PS4版が同12月に「PlayStation Store」でダウンロード販売を始めた。2月2日時点で累計販売数は50万本を突破し、国内のPS Storeでの新作有料ソフトの最多販売(ダウンロード)本数を更新したという。
Vita版はPS3版に4カ月遅れで発売したが、約3カ月で20万本を超え、現在の週間販売もVita版が最多という。特に低年齢層から支持が大きく、昨年の年末商戦でも記録的な販売実績となったという。
昨夏からは小学生を中心に徐々にブームが広がり、小学生向けコミック誌「月刊コロコロコミック」で継続的に特集が展開されたり、小学生向けテレビ番組「おはスタ」のレギュラーコーナーとして登場している。
今年1月~2月にかけて東京・大阪・名古屋、福岡で開催されたイベント「次世代ワールドホビーフェア '15 Winter」では、開場から間もなく、マインクラフトを試遊するための待機列が150分になり、常時入場制限がかかるなど異例の人気ぶり。コロコロコミックの編集長代理・和田誠氏は「小学生の間でのブレイクはもう目の前に来ている」とコメントしている。
同イベントのマインクラフトブース来場者アンケート(回答者・1070人)によると、学校のクラスでマインクラフトをやっている友達がいると答えたのは70%。うち、クラスで10人以上プレイしていると答えた人は15%超いた。マインクラフトの好き/楽しいところを尋ねると、「自由に遊べる」「冒険が楽しい」「飽きずに長く楽しめる」などが多くあがった。
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