米Appleが3月9日(現地時間)にサンフランシスコで開催する発表イベントでは、「Apple Watch」だけでなく、長くうわさになっている12インチのMacBook Airも発表されるかもしれない──。12インチのMacBook Airについて最初にスクープした米9TO5Macが5日、そう予測した。
9日のイベント予告には「Spring Forward」(夏時間への切り替え時、時計を1時間進めることを覚えるための言葉。「春は進める」と「飛び出す」のダブルミーニング)と書かれており、主にApple Watchに関するものになると予想できるが、他の製品にも触れる可能性はある。
9TO5Macは、米Wall Street Journalが4日に報じた大画面iPadの製造遅延についての記事の中で「12インチのMacBook Airはサプライヤーから第2四半期(4〜6月)に出荷される」と言及していることに基いて、6月のWWDCまでに新たな発表イベントを開催する可能性は低いことから、このMacBook Airも3月9日に発表すると予測している。
同メディアの予想では、このMacBook Airは12インチのRetinaディスプレイを搭載し、筐体はアルミニウムで、従来のMacBookシリーズよりも薄く、軽いという。また、ポートがリバーシブルな「Type-C」のUSBポート1つになると予測している。
これも9TO5Macの予想。
Appleが昨年8月に買収した米Beatsの音楽サブスクリプションサービス「Beats Music」をiTunesのサービスに統合するといううわさがあるが、“同サービスのタイムラインについて説明を受けた音楽業界の情報源”によると、このサービスの少なくともβ版は9日のイベントではなく、例年6月に開催される年次開発者会議WWDCで発表されるという(今年のWWDCの開催日程についてはまだ発表されていない)。
12.9インチのiPadは製造開始が9月ごろまで遅延したと報じられており、9日のイベントでは発表されない模様。
9月の発表段階で明かされなかったハイエンドモデル「Apple Watch Edition」の価格や米国以外の販売地域、サードパーティー製アプリなどが紹介されるとみられる。
9日のイベントは、日本時間の10日午前2時スタート。ライブストリーミングを視聴するには、OS X(バージョン10.6.8以降)のSafari 5.1.10以降、iOS 6以降のSafari、第2世代以降のApple TV(ソフトウェアはバージョン6.2以降)が必要だ。
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