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» 2015年03月09日 16時30分 UPDATE

「この世界の片隅に」劇場アニメ化に向けクラウドファンディング こうの史代原作、準備期間4年を経て本格始動

戦時下の広島を描く漫画「この世界の片隅に」(こうの史代)の劇場アニメ化に向けたクラウドファンディングがスタートした。

[ITmedia]

 劇場用アニメ映画「この世界の片隅に」の制作支援金を募るクラウドファンディングが「Makuake」でスタートした。こうの史代さんによる同名の漫画作品を片渕須直監督が映画化する。すでに準備期間に4年を費やしており、シナリオと絵コンテが完成した段階。スタッフの確保やパイロットフィルムの制作資金として、2000万円の調達を目指す。

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 「この世界の片隅に」は、戦時下の広島に暮らす主人公・すずの日常を描く物語。片淵監督は「愛すべきすずさんのいとおしさを、彼女がそこですごす『世界の片隅』のありさまを、そこに流れた大切な時間を、自分にできる限りの理解をした上で、映画の画面の上に描き出してみたい。そう思っています」と制作にかける思いをつづっている。アニメーション制作は「MAPPA」、プロデュースは「GENCO」が手がける。

 本格的な制作を前に、舞台となる呉や広島の風景や戦時中の生活を綿密にリサーチし、4年かけて準備してきた。トークイベント「ここまで調べた『この世界の片隅に』」として、監督自ら3カ月に1度報告会も行っており、実際に街を歩き、資料を集めていく過程を自身のWeb連載「1300日の記録」に記している。

 出資は2000円から受け付ける。メンバー証のプレゼントや、進捗情報の通知、制作中の絵素材の提供、監督を囲む「制作支援メンバーミーティング」への参加、こうのさん描き下ろしイラスト付きの「すずさんからの手紙」、本編エンドロールに名前クレジット――などの特典を用意する。

 映画の公開は2016年を予定。2000万円に達しない場合でも映画制作は継続する。

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