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ソニー、ISO 10万相当・フルサイズ裏面照射CMOS搭載ミラーレス一眼「α7R II」発売

» 2015年06月26日 19時03分 公開
[ITmedia]

 ソニーは6月26日、35ミリフルサイズセンサー搭載のミラーレス一眼デジタルカメラ「α7R II」を8月7日に発売すると発表した。初めてフルサイズ裏面照射CMOSセンサーを搭載し、静止画でISO 10万2400相当という高感度撮影が可能という。ボディの実売予想価格は45万円前後。

photo Distagon T* FE 35mm F1.4 ZAを装着したα7R II

 センサーは35ミリフルサイズとして世界初の裏面照射構造を採用。反射低減コーティング付きシールガラスと組み合わせることで集光率を向上しており、有効4240万画素ながら高感度・低ノイズと広いダイナミックレンジを実現しているという。

 常用感度はISO 100〜2万5600相当で、ISO 50〜10万2400相当に拡張可能。読み出しは従来比で約3.5倍に高速化しているという。世界最多という399点の像面位相差AFセンサーを搭載し、AFカバー範囲は45%と世界最大、AFレスポンスは従来機比で約40%高速化。毎秒5コマの連写に追従するという。

 光学式5軸手ブレ補正機能をボディに内蔵する。全画素読み出しによる4K動画撮影に加え、フルサイズ領域による4K撮影も可能になった。

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