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任天堂の次期社長候補は「マリオ」シリーズの宮本茂氏が有力か――WSJ予測

» 2015年07月16日 16時23分 公開
[大村奈都ITmedia]
photo 宮本茂氏(2014年1月10日、ニコニコ超会議3の発表にて)

 任天堂の次期社長候補は「マリオ」シリーズなどの開発で知られる宮本茂氏(現・代表取締役 専務取締役)が有力か――ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)日本版がこのほどアナリストによる予測として伝えた。

 同社の岩田聡社長は7月11日に胆管腫瘍のため死去。後任は「未定」(同社)となっており、現在は宮本氏ともう1人の専務・竹田玄洋氏が2人で代表取締役を務めている。

 WSJは、同社の次期社長として宮本氏が「候補者リストのトップ」とするアナリストの予測を紹介。任天堂が最近キャラクターなどの知的財産(IP)からの収入を増やす方針を掲げていることを挙げ、「それは宮本氏に比較的密接に関係した分野だ」――と指摘している。

 宮本氏は1952年京都府生まれ。金沢美術工芸大学卒業後に任天堂に入社し、同社を代表するコンテンツ「ドンキーコング」「スーパーマリオ」「ゼルダの伝説」シリーズなどを手掛けた。02年から現職の代表取締役専務を務めている。

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