米Twitterが投稿に設定している「140文字」の文字数制限を撤廃することを検討しているという。米テクノロジーメディアのRe/codeが複数の関係者の話として報じている。
報道によると、Twitterは140文字を超える、より長い投稿が可能な新しいプロダクトを開発しているという。これがどのようなものなのかは明確ではないが、いずれにせよTwitterユーザーに従来より長い文章を投稿してもらえるようなものになるという。同メディアに対し、Twitterの広報担当者はコメントを断っている。
ほかにも、リンクのURLやアカウント名を文字数制限から外すといった形で文字数制限を緩和するアイデアも検討しているという。
Twitterの140文字制限は同サービスの象徴の1つだ。日本人はTwitterの熱心なユーザーとして知られているが、理由として日本語が140文字制限でも十分な意味を伝えやすいからではないかという指摘がある。
逆に言えば文字数制限が英語ユーザーなどにとってはネックになっており、Facebookなどほかのサービスにユーザーが流れる一因になっている──という面もあるのかもしれない。より文字数制限の緩和は以前から検討されており、特にジャック・ドーシーCEOが就任したここ数カ月は盛んに議論されているようだ。今年4月にはコメント付きRT機能が加わり、8月にはダイレクトメッセージ(DM)が最大1万字にまで拡張されている。
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「“バルス”は迷惑?」「大喜利タグって日本独特?」――Twitter本社でいろいろ聞いてきたCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
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