KDDIのau未来研究所が、触ったり抱きしめたりすると感情を示すスタンプを送り合えるぬいぐるみ型のコミュニケーションツール「Comi Kuma」(コミクマ)を開発した。お年寄りや子どもでも、電子機器を使わずにコミュニケーションできる。
キーボードやボタンを介さず、ぬいぐるみの動きでコミュニケーションするIoTツール。くまのぬいぐるみにスマートフォンと連携するBluetooth通信モジュールと、タッチセンサー(感圧検知)、キスセンサー(二酸化炭素検知)、傾きセンサーなど12個のセンサーを内蔵し、感知した動きに合ったスタンプを別のぬいぐるみに宛てて送信。受信したスタンプは胸のリボン部分のディスプレイに表示する。離れて暮らす家族のコミュニケーションなどに活用できるという。
送信できるスタンプは全11種類。頭をなでると「おはよう」「こんにちは」「こんばんは」、抱きしめると「大好き」、うつぶせの姿勢にすると「つかれた」、口元に近づけ、二酸化炭素濃度が一定以上になると「チュッ」――などを用意する。
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