米Appleが、MacのOSの名称を現在の「OS X」から「MacOS」に改称するかもしれない──。米9TO5MacがAppleの公式サイト上で「MacOS」という記述を見つけ、4月14日(現地時間)にそう報じた。このページはその後修正され、現在は「OS X」と表示されている。
これは、Appleが環境問題への取り組みについて開示している「Environment(日本では「環境に対する責任)」というWebサイトを、4月22日の「アースデイ」に向けて更新した際、FAQページに表示されたものだ。
9TO5Macによると、これまでも開発者向けのドキュメントには何度か「macOS」という記述があったという。(修正されたとはいえ)一般向けの公式ページに「MacOS」と表示されたのはこれが初めてのようだ。
AppleはMac以外の端末のOS名を「iOS」「watchOS」「tvOS」としており、MacOSと改称すれば統一がとれるだろう。なお、MacのOS名は、System 7.5ごろから「Mac OS」となり、2001年の「Mac OS X 10.0」から「Mac OS X」に、2013年の「OS X 10.8」から「Mac」が取れて「OS X」になった。
真相は同社の年次開発者会議WWDCで明らかになるだろう。同社はまだ、今年のWWDCの日程を発表していない(昨年は4月14日に日程を発表している)。
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