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アナログ腕時計にデジタル技術凝縮 ソニー、スマホと連携する「wena wrist」一般発売

» 2016年06月30日 12時53分 公開
[ITmedia]

 ソニーは6月30日、スマートフォンの着信通知機能やおサイフケータイ機能などを搭載したアナログ腕時計「wena wrist」(ウェナリスト)を一般発売した。価格(税別)は4万3800円〜5万9800円(デザインによって異なる)。時計専門店や百貨店、直販サイト「First Flight」で販売する。

画像 wena wrist
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 同社の新規事業創出プログラムから生まれた製品。昨秋、ソニーのクラウドファンディング&ECサイト「First Flight」でクラウドファンディングを行い、1億円以上の支援を受けた。クラウドファンディングで支援した2000人以上に製品を届終えたことを受け、一般発売する。

 アナログ時計のクラシカルなデザインを維持しつつ、バンド部にFeliCa機能などデジタル技術を凝縮。スマートフォンと連動し、おサイフケータイ機能、電話やメールの着信、SNSの更新を光や振動で確認できる通知機能、歩数や消費カロリーなど活動量計としてのログ機能を利用できる。

 本体をスマートフォンと連携させる「wenaアプリ」は、クラウドファンディング時のiOS版に加え、Android版も新たに提供。通知機能やログ機能を利用できる。

 ただし、おサイフケータイ機能の利用にはiOS専用アプリ「おサイフリンク」が必要。Android端末のユーザーで、おサイフケータイも利用したい場合は、コンビニなどのレジで楽天Edyのチャージ・決済が可能な「楽天Edy初期設定済み製品」(本体代プラス3000円・税別)の購入を検討してほしいとしている。

 本体ヘッド部は、国内時計メーカーが設計・製造。Chronograph(クロノグラフ)とThree Hands(3針)の2モデル、色は「プレミアムブラッ」「シルバー」と限定色の「ホワイト」をラインアップした。

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