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「iPhone 7/7 Plus」は何が変わった? デュアルカメラに防水仕様……6s/6s Plusとの違いを速攻チェック(2/2 ページ)

» 2016年09月08日 06時45分 公開
[山口恵祐ITmedia]
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デザインは従来モデルを踏襲 背面のアンテナラインが控えめですっきり 

 本体のデザインは6s/6s Plusのラウンドフォルムを踏襲しているが、背面に存在していたアンテナのライン(通称・Dライン)がふちに沿った部分のみの配置となり、見た目がすっきりした。カメラは従来通り出っ張っている。

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 サイズは、7/7 Plusともに6s/6s Plusと全く同様。重量はiPhone 7が6sから5g軽く、iPhone 7 Plusは6s Plusから4g軽くなった。イヤフォンジャックが取り除かれても、特別薄型になるわけではないようだ。比較表は以下の通り。

iPhone 7 iPhone 7 Plus iPhone 6s iPhone 6s Plus
サイズ 138.3×67.1×7.1ミリ 158.2×77.9×7.3ミリ 138.3×67.1×7.1ミリ 158.2×77.9×7.3ミリ
重量 138グラム 188グラム 143グラム 192グラム

全モデル光学式手ブレ補正 7 Plusはデュアルカメラ搭載

 iPhone 7の背面カメラは1200万画素で6sと同等だが、F値が2.2から1.8となり、最大50%明るく撮影できるようになった。さらに、従来は6s Plusのみだった光学式手ブレ補正を搭載。6sよりも50%明るく発光する「クアッドLED True Toneフラッシュ」も備えている。

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 iPhone 7 Plusは背面カメラに1200万画素の広角カメラと望遠カメラの「デュアルレンズカメラ」を備え、2倍の光学ズームが可能なほか、被写界深度を検知して背景をボカすエフェクトも利用できる。

 いずれもFaceTimeカメラ(インカメラ)は500万画素から700万画素と向上している(F値は2.2で同等)。撮影した写真の前後数秒をとらえて“動く写真”を残せる「Live Photos」機能や、高精細な4K動画(3840×2160ピクセル)撮影機能も6s/6s Plusと同じく搭載する。

バッテリー稼働時間

 バッテリー容量は公開していないが、iPhone 7は6sと比べて最大2時間、iPhone 7 Plusは6s Plusと比べて最大1時間長いバッテリー駆動時間を確保している。

  iPhone 7 iPhone 7 Plus iPhone 6s iPhone 6s Plus
連続通話時間(3G) 最大14時間 最大21時間 最大14時間 最大24時間
連続待受時間 最大10日間 最大16日間 最大10日間 最大16日間
ネット利用 3Gで最大12時間/LTEで最大12時間/Wi-Fiで最大14時間 3Gで最大13時間/LTEで最大13時間/Wi-Fiで最大15時間 3Gで最大10時間/LTEで最大10時間/Wi-Fiで最大11時間 3Gで最大12時間/LTEで最大12時間/Wi-Fiで最大12時間
ビデオ再生 最大13時間(ワイヤレス) 最大14時間(ワイヤレス) 最大11時間 最大14時間
オーディオ再生 最大40時間(ワイヤレス) 最大60時間(ワイヤレス) 最大50時間 最大80時間

待望の「FeliCa」搭載でSuica対応 「Apple Pay」も日本で

 日本モデルにはソニーの非接触ICカード技術「FeliCa」を採用し、Suicaも利用できるようになった。Appleのモバイル決済サービス「Apple Pay」(日本では10月中にスタート予定)も利用できるようになる。

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