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リコーの全天球カメラ「THETA」にスタンダードモデル「SC」 レンズは上位モデル並、カラバリ4色

» 2016年10月13日 16時27分 公開
[ITmedia]

 リコーは10月13日、360度の全天球写真を撮影できるカメラ「RICOH THETA」(リコー・シータ)のスタンダードモデル「RICOH THETA SC」を10月28日に発売すると発表した。最上位モデル「RICOH THETA S」と同等のCMOSイメージセンサーや大口径レンズを搭載しながら、軽量化を実現。直販価格はTHETA Sより1万円安い3万2800円(税込)。ローエンドモデルの初代THETA(m15)は2万9700円で引き続き販売されている。

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 全天球映像の撮影を手軽に楽しめるスタンダードモデルとして開発。カメラの光学性能は、静止画のシャッタースピードがマニュアル時で1/6400〜60秒(THETA S)から1/8000〜60秒(THETA SC)に向上。動画の合計記録時間は約65分(L)から約63分(L)とわずかに短くなり、1回あたりの動画記録時間が最大25分から最大5分に変更された。その他スペックは同等。

 インタフェースのmicro HDMIポートや、ライブストリーミング機能は省略され、重量は約125グラム(THETA S)から約102グラム(THETA SC)に軽量化した。金属パーツを樹脂パーツに変更したことによる強度確保のため、サイズは45.2(幅)×130.6(奥行き)×22.9(高さ)ミリと、THETA Sに比べて幅は1.2ミリ、奥行きは0.6ミリ大きくなっている。カラーバリエーションはブルー、ベージュ、ピンク、ホワイトの計4色。

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