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オンキヨーが独自スマホ発売 世界初“フルバランス対応”で高音質にこだわり

» 2017年01月26日 18時30分 公開
[ITmedia]

 オンキヨー&パイオニアイノベーションズは1月26日、オンキヨーブランド初となるSIMロックフリースマートフォン「GRANBEAT」(DP-CMX1)を2月末に発売すると発表した。音質が劣化しにくいフルバランス駆動回路やハイレゾ音源の再生に対応し、専用機並の高音質な音楽再生を目指したという。価格はオープンで、取り扱いを発表した楽天モバイルでは8万4800円(税別)としている。

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 OSにAndroid 6.0を採用するSIMロックフリースマートフォン。5インチのフルHDディスプレイを搭載し、ハイエンドの音楽プレイヤー(DAP)に多く採用される「フルバランス駆動」(左右の音声信号を独立してヘッドフォンなどに伝送し、音質劣化を防ぐ仕組み)にスマートフォンとして初対応(同社)。さらに無線機能で発生するノイズ対策やオーディオ専用基板を搭載することで、高音質再生を実現するという。

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 同社は、ハイレゾ音源の認知向上によって音楽を高音質に楽しみたいニーズが拡大する中、SIMロックフリーのスマートフォン市場で機能に特化したモデルが多く見られるようになったことから、これまでのDAP開発ノウハウを生かし、スマートフォンを企画・設計したという。開発にあたっては、スマートフォンやタブレットを手掛ける富士通コネクテッドテクノロジーズに協力を仰いだ。

 本体はアルミニウム製で、側面には音楽コントロールや音量調整が可能な操作ボタンを配置。スピーカーも搭載する。同時待ち受けに対応するデュアルSIMスロット(SIM1:4G/3G、SIM2:3G/2G)を搭載し、主にドコモ系MVNOをサポートする。サイズは142.3(幅)×72(奥行き)×11.9(高さ)ミリ、重さ234グラム。カラーはブラックのみ。

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 プロセッサはQualcommのSnapdragon 650(MSM8956/ヘキサコア1.8Ghz+1.4GHz)、RAMは3GB、ストレージ容量は128GB。最大256GBまで対応するmicroSDカードスロットを備え、本体ストレージと合わせて最大384GBまで拡張できる。

 4K動画の撮影に対応した有効1600万画素のメインカメラ、有効800万画素のインカメラを備える。バッテリー容量は3000mAhで、待ち受けは480時間、連続通話は22時間、連続音楽再生は25時間(ハイレゾ再生時)。急速充電のQuick Charge 3.0に対応する。

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