マストドンつまみ食い日記
マストドン検索について反芻してみる
昨日(4月30日)はOre2という、Twitterとマストドン(Mastodon)両対応のiPhoneクライアントを紹介した。その前にやろうと考えていた主要クライアントの比較レビューを書けなかったのでどうしようか考えていたのだが、とても詳しい比較表が出ていたので、これを紹介してすませたい。
iPhoneだけでなく、iPad、iPad Pro(12.9インチ)への対応まで含めて検証している記事だ。「いつもの匠」さんによるすばらしい労作。今開発中の方も含め、みなさん参考にぜひ。
ぼくは記事を書いたら、その反響をTwitterでずっと追っていくのを趣味にしている。URLを1つひとつ検索条件に加えていって、いわゆるエゴサーチというやつをする。そうすることで、記事の間違いや新しい情報などを知ることができる。記者としては当然のことだ。ぼくはこの作業にITmediaが開発したアプリ「ついトピ!」を使ってる。便利なのでみんな使ってね。
マストドンではそれが難しい。なぜなら、キーワード検索の機能を持っていないからだ。
Ore2アプリの素晴らしいところは、Twitterの複雑な検索条件式をタブにできることで、自分の記事のURLやタイトルを放り込んでおけば該当するツイートを集約してくれる。
しかしマストドンでキーワード検索をするのはしんどい。というか、できない。
ハッシュタグがついていれば別だが、文章の中の特定キーワードを探したい場合には、外部サービスに頼らざるをえない。Webクライアントにしても、スマートフォンアプリにしても、その機能を備えたものは現在のところ存在しない。
マストドンをキーワード検索できるサービスはいまのところ2つ確認されている。
日本生まれの「マストドン検索ポータル」と海外の検索エンジン「clericalist」だ。
マストドン検索ポータルはリニューアルして洗練されたものになっていた。
最新の300件のみ表示というところは以前と変わらないが、ハッシュタグのみ、添付ファイル付きのみ、画像のみで検索するためのオプションが用意されている。モバイル向けの最適化も進んだ。
画像はインスタンス毎に絞り込むこともでき、その対象となっているインスタンスは現在39。
一方、clericalistには425万を超えるトゥートがインデックスされており今も増え続けている。technicalistという、プログラミングやコンピュータサイエンスを中心とした話題を扱うインスタンスが主体となって運営しているようだ。
メンション、アカウント名、ハッシュタグはインデックス化されているものの、まだ検索はできない状態。
ここには面白いものがある。なつかしのタグクラウドだ。
日本のタグが多いのが一目でわかるが、ちょっと納得のいかない日本語も見受けられる。
「反芻」とはなんなのだ。「マストドン」とほぼ同じ大きさである。
検索してみた。
clericalistの検索結果は本文表示だけ。ユーザー名やリンクはクリックしないとわからない。
調べてみてわかったのは、リンク先は全て同じインスタンス。
「お前ら全員鹿かよ!」
そして、奈良トドンが改名され、鹿トドンとなっていることを知るのだった。
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マストドンつまみ食い日記
マストドン(Mastodon)をはじめとする、脱中央集権をうたうサービス、アプリ、Web 3.0の動きをつまみ食いする連載です。
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