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お二人様インスタンスマストドンつまみ食い日記

» 2017年06月25日 22時58分 公開
[松尾公也ITmedia]

 ウーゴに月600円払って、自分のインスタンスを運用し始めて50日ちょっと過ぎた。

 おそらく誰の参考にもならないことだけど、そのインスタンスでどういうことをやっているのか書いておこう。

 Masto.hostを使えばなんの技術的スキルもないのに1月600円でそこそこのインスタンスを立てられるわけだが、さらにムトーHostdonなど無料で立てられるところも出てきていて、個人がマストドンのインスタンスを主体的に使うための環境は広がりつつある。

 Masto.hostで立てているぼくのインスタンスは、Twitterの「カップル共同アカウント」に近いものだ。カップル専用インスタンス。ユーザーは2人だけ。ウィーアーオーラローンアウサイザレインビギーンズ

 Twitterのカップル共同垢の場合には悲惨な結末も多いが、マストドンのインスタンスは自分が管理者になればモデレーションは自由自在なので、もうちょっとやりようがある。ユーザーも自分でアカウント削除とかできるし

 で、ぼくは妻と二人だけのインスタンスを立ててみた。主に、夢に妻が出てきたときのぼくとの会話を書き留めておくのに使っている。この世とあの世の境目に位置する、黄泉比良坂みたいなイメージだ。

 これまではTwitterで「そんな夢をみた」とツイートしていたのだが、字数が不足することは多いし、別に全世界に知ってほしいわけじゃないから、マストドンのように半分閉じて半分開いた使い方がいいかなと思って、今はこちらでやりとりを記録している。

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 妻が遺したTwitterログのアーカイブがあるのだが、それをこのインスタンスに取り込むというのをやってみたい。マストドンならばたぶん可能だ。これは需要があるんじゃないかな。だれかプリーズ。

 妻と通常空間での話ができなくなって今日でちょうど4年になるので、こんな話を書いてみた。

 いや、普通のカップルのお二人様インスタンスもいいと思うのだけどね。

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