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マストドンのTシャツほしいから作ってみるマストドンつまみ食い日記

» 2017年08月12日 20時14分 公開
[松尾公也ITmedia]

 夏だ。暑い。なのでマストドン(SNS)のTシャツがほしい。公式のTシャツあればそれを買うのだけど、公式マーチャンダイズはステッカーのみでしかもデザインが古い。マストドン(バンド)のTシャツはおどろおどろしいのばかりでちょっと違う。

 インスタンスやサービスの中にはTシャツを売っているところもある。マストドンのホスティングサービスであるHostdonピクシブのBOOTHを使ってHostdonロゴ入りTシャツを販売している鹿トドンはさまざまな種類のTシャツを売っており、その収益の一部は一般財団法人奈良の鹿愛護会に寄付している。このほかにもありそうだ。

 Pawoo、friends.nico、Vocalodonの関係者はオリジナルTシャツを着用しているが、外販されている様子はない(すでに販売されていたら教えてほしい)。

 前置きが長くなってしまったが、なければ作るしかない。ユニクロの「UTme!」を使ってオリジナルのマストドンTシャツを作ってみることにした。自分でデザインしたTシャツをモバイルアプリで作成しオーダーできるのだ。1枚あたりの価格も安く、1500円(税別)から。自分の写真やイラストだけでなく、文字の組み合わせだけでもいける。

 実際に試してみた。絵心はないのでテキストだけで。

 何を入れるか悩んだが、OStatusとか入れたらカッコイイ気がしてそれをランダムデザインさせたものをオーダーした。通常は5-7日で届くのだが夏場ということもあり、10日くらいかかった。しかし届いたものを見てショックを受ける。OStatusとすべきところがOSTatusとなっているのだ。カッコワルイ。これは部屋着にしよう。

 気を取り直して今日、再度iPhoneアプリを開いて発注。今度はスペルミスがないようにして、複数の文字列を使った。OStatus、ActivityPub、Federated、そして別レイヤーにブルーでmastodonと入れてみた。最近変えたロゴにも似ているのでいい感じだ。

photo mastodonと大きく入れてみた

 注文の3時間後、ユニクロからこんなメールが届いた。

 「デザイン内に他社サービス名等を含んでいる為、お受けすることができません」という理由でのキャンセル通知。サービス名ということだから、バンドのMastodonではなく、SNSとしてのMastodonだろうか。いずれにしても「mastodon」の文字列は使えなそうだ。

 というわけで、ブルーの「m」を大きくした(自動的にそうなる)新デザインにして再度オーダー。今度はキャンセル通知はない。1週間後が楽しみだ。

photo mでやり直し
photo 完成イメージ

 うちのインスタンス、アプリ、サービスではこんなTシャツ作ってますよ、という連絡をいただければここに追記したい。販売しているところはぜひ連絡を。

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