米国の広い範囲で8月21日(日本時間では22日)、38年ぶりに皆既日食が見られる。米航空宇宙局(NASA)はこれを様々な方法でライブ配信する計画だ。
皆既日食が見られるのは、オレゴン州からサウスカロライナ州までの14州の幅約113キロの帯状の地域。オレゴン州リンカーンビーチで太平洋時間の午前9時5分に始まり、サウスカロライナ州チャールストンで東部時間の午後2時48分に終わる。完全に太陽が月に隠れる時間が最も長いのはイリノイ州カーボンデールで、その長さは2分40秒だ。
NASAによるライブ配信は、日本時間の22日午前1時から午前5時まで、特設ページのリンク先で配信する。YouTube、Facebookのライブ動画、TwitterのPeriscopeなどで見られる。モバイルでは、iOSおよびAndroidアプリがある。ニューヨークのタイムズスクエアにある東芝の大型映像表示装置「東芝ビジョン」でも放映する。
NASAは、複数の宇宙船、航空機、高高度気球、人工衛星、望遠鏡、ISSを駆使して様々な映像を提供する計画だ。地上の天気が悪くても(当日、帯状地域の西部は晴れが多い)宇宙船からの映像であればクリアな日食映像が楽しめそうだ。
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