米Appleが9月12日(現地時間)に開催したスペシャルイベントの「One more thing」は、事前のリーク通りiOS搭載スマートフォンの最上位モデル「iPhone X」だった。
iPhone Xの読み方については、「エックス」「テン」と2通りのうわさがあったが、ティム・クックCEOは発表会で新モデルの名前を「テン」と明かした。
これは、iPhoneシリーズ10周年を記念したものと考えられる。iPhone Xは10年目にふさわしい最上位モデルで、5.8インチ(2436×1125ピクセル)の有機ELディスプレイを採用し、広角と望遠の2種類のレンズが並んだ「デュアルレンズカメラ」、顔認証機能「Face ID」やワイヤレス充電などの新機能を搭載した。
iPhone Xだけでなく、下位2モデルも「iPhone 7s/7s Plus」を飛ばして「iPhone 8/8 Plus」となるなど、従来の型番ルールから逸脱した名前となった。
iPhone 7s/7s Plusはもう発売しないのか、来年以降に「iPhone 9」「iPhone 10」は登場するのか。来年の次期iPhoneのネーミングが早くも気になるところだ。
明日から使えるかもしれないITのトリビアを紹介する連載。最近ちまたで話題になっている身近なものを中心に取り上げていきます。
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