ぼくが最初に買ったコンピュータはシャープのMZ-80K2Eで、35年前、1982年のことだ。それとほぼ同じマシンをRaspberry Pie A+ベースでミニチュアサイズ(4分の1)に再現した、ハル研究所の「PasocomMini MZ-80C」が我が家に届いた。6月1日に予約注文したものだ。
MZ-80K2Eをいっしょに買った妻が気に入っていたゲームをこのミニチュアMZ-80でプレイするのが最終的な目標なのだが、そもそもそれが可能なのかどうかを確かめたい。まずはPasocomMini MZ-80Cの実機(ラズパイ上でエミュレータが動いているのだが)の動作チェックをしてみようと思う。
PasocomMini MZ-80Cのプロトタイプは発表会で見ていたのだが、実物はそのときよりもずっと質感が高いもので、さすが青島文化教材社がきっちり手がけただけのことはある。
パカッと開けると、そこにはラズパイがそのまま入っている。エミュレータやゲーム、SmileBASICが入ったシステムを搭載したmicroSDカードだけでなく、カセットテープやそれに貼るシール、ディスプレイ部分に貼るスクリーンショットなどの細々したパーツも用意されている。
実機と比較してみた。PasocomMini MZ-80Cを注文した後で、ヤフオクでMZ-80K2の実機を落札したのだ。ソフト(カセットテープ)は付属していないため、SP-1002というモニタープログラムしか動作しない。
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