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DJI、スマホ向けスタビライザー「Osmo Mobile 2」発売 1万6800円、バッテリーで15時間駆動

» 2018年01月09日 13時50分 公開
[山口恵祐ITmedia]

 ドローンなどを手掛けるDJI JAPANは1月9日、スマートフォンの動画撮影時に手ブレを抑えられる片手用スタビライザーの新モデル「Osmo Mobile 2」を発表した。2016年発売の前モデルから軽量化し、バッテリー駆動時間を3倍に向上させたという。1月23日から先行予約を受け付ける。価格は1万6800円(税込)。

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 手ブレを抑えて滑らかな動画を撮影できるスマートフォン用スタビライザー。折りたためる本体の素材に変性ナイロンを採用し、前モデルから軽量化。サイズは72(幅)×113(奥行き)×295(高さ)ミリ、重さ485グラム。

 撮影に使うスマートフォンの向きをランドスケープ(横向き)とポートレート(縦向き)で切り替えられるようになったほか、新しいズームスライダーで、映画で用いられる「ドリーズーム」のような、スムーズなズーム操作が行えるという。

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 バッテリー駆動時間は前モデルの3倍となる最大15時間。本体のUSBポートを使ってスマートフォンなどを充電しながら撮影できる。

 1月23日にApple.comで先行予約をスタート。2月上旬にDJI認定ストアでも数量限定の予約販売を始める。2月末からはDJI公式オンラインストアでも販売する。

一眼レフカメラ向けのスタビライザーも登場

 DJIは9日、同社初の一眼レフカメラ/ミラーレスカメラ向けスタビライザー「RONIN-S」も発表した。カメラの種類に合わせて2種類のフレームを用意し、キヤノンのEOS 5DやパナソニックのGHシリーズ、ソニーのαシリーズなどに対応する。2018年第2四半期に発売する予定。価格は未定。

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 撮影したままバッテリーを交換できるホットスワップに対応。専用のプッシュボタンを押すとパン軸とチルト軸を手動調整でき、カメラの素早いセットアップが行えるという。

 本体のコントロールボタンからカメラの録画開始や停止ができる他、カメラの画角を変更できるジョイスティックとスポーツモードを組み合わせれば、素早く移動する被写体にも対応できるとしている。

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