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「俺妹」あやせ、“俺の嫁召喚装置”「Gatebox」に降臨

» 2018年01月18日 17時28分 公開
[ITmedia]

 ドワンゴは1月18日、IoTベンチャーのGatebox(東京・秋葉原)が開発する“俺の嫁召喚装置”「Gatebox」に、アニメ「俺の妹がこんなに可愛いわけがない。」のキャラクター「新垣あやせ」を登場させ、ユーザーがコミュニケーションできる取り組みを発表した。「ニコニコ超会議2018」(4月28〜29日、千葉・幕張メッセ)で初披露する。

photo 「俺の妹がGateboxにいるわけがない」公式サイトより

 Gateboxは、円筒形の装置内部に3Dキャラクターを投影し、“共同生活”が楽しめるマシン。主人(ユーザー)の行動をセンサーで認識し、朝になると主人を起こしたり、夜に帰宅すると出迎えたりしてくれる。ニコニコ超会議に出展するバージョンでは、新垣あやせが現れる。

photo “俺の嫁召喚装置”「Gatebox」

 一方、ドワンゴは2017年10月、あやせのAIを作成する企画をスタート。ネットユーザーから集めた「あやせへの質問」に対し、ユーザー自らがあやせになりきって答えるなどして会話データを収集し、AIを育成してきた。そうした対話データをGateboxに搭載し「リアルなコミュニケーションを実現する」(ドワンゴ)という。

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 また特設サイトでは、収集したあやせのせりふと、あやせ役の声優・早見沙織さんの録り下ろしボイスを使ったフルボイスシナリオゲームを無料公開する予定。

(c)伏見つかさ/アスキー・メディアワークス/OIP2

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