Appleは、Apple Parkの12セクションのうち5セクションを占有する許可をクパチーノ市から2017年12月30日に取得し、スタッフの移動を開始したとVenture Beatが伝えている。
クパチーノ市に提出された資料から、3月までには全セクションが利用可能になる予定だとしている。
Apple Parkは、東京ドーム約5個分に相当する大きさで、ほぼ全てがガラスで作られている。
最近、訪問した人の話しによると、Apple Parkは、Appleスタッフであってもここで勤務する人以外は入ることができず、中で勤務するスタッフからWallet招待状を受け取らないと入ることが出来ないそうだ。
また、Walletを持っていても、建屋の中にやたらといるセキュリティからどこに行くのか聞かれるという。
建屋内で働くスタッフルームは、役員クラスを除き個人の机というものがないフリーデスク制で、部署で部屋を使っているという感じ。当初は机に引き出しもない設計だったようだが、現在は引き出しが設置されている。
建物内もガラス張りのため、各スタッフが何をしているかが丸見えの状態。
あまりにも広いため、ミーティングのために建屋の端から端に移動する場合、歩いて約40分はかかるため、建屋の外に置かれている自転車で移動しなければならないそうだ。
これだけ大きなガラスを使用した建屋のため、日差しが強くなると建物内の温度も上がる。巨大な空調施設が設置されているのだが、この冬の季節の状況で空調が作動すると、空調の音がうるさく感じるという。一方、ガラスによって反響しやすく、かなり遠くにいるスタッフの声が聞こえてしまうほどだそうだ。
なお、まだ残り7セクションを残しているにもかかわらず、地下駐車スペースは既に埋まってしまっている状態という。
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