“中の人”が明かすパソコン裏話
音声入力がはやっても、PCのキーボードがなくならない理由(1/2 ページ)
こんにちは、日本HPでPCの製品企画を担当している白木智幸です。2018年最初の話題は「キーボード」の存在価値について触れたいと思います。音声入力やフリック入力など、スマートフォンでは便利な入力方法が続々と登場しましたが、皆さんはどれくらい活用していますか?
私は「iPhone」を使っていますが、文字を入力するときは、9割がフリック入力、残りの1割は音声入力です。音声入力は移動中など画面を注視するのが危険なときに便利です。
スマホ全盛時代の今、「フリック入力のほうが早いし楽」という若者が増えていると聞きます。特に音声入力は指先を動かさなくて済むので非常に楽です。
例えば、「今会社出た7時ころ着く」といった漢字・数字交じりの文章が、スマホに向かって話すだけであっという間に入力できます。トランシーバーで話しかけるような感覚でしょうか。スマホの画面に目を落とす時間を最小限にできるため、歩きスマホのリスクを減らせます。
音声アシスタントを使った音声操作も進化しています。あらゆる操作が対応し始めていますが、現時点で実際によく使うのは「タイマーを3分にセット」といったもの。これを指で操作する場合、「時計アプリを開き、タイマーのタブに移動し、適当な項目を選択し、タイマーを3分に合わせてスタートを押す」という手順になりますが、音声コマンドの場合は二言程度話すだけでタイマーを設定できます。
米国ラスベガスで開催された世界最大のテクノロジー見本市「CES 2018」でも、Amazonnのパーソナルアシスタント「Alexa」搭載のPCが登場するというアナウンスがありました。こういった機能の普及によって、ちょっとした操作が便利になることは間違いありません。
ここまで音声入力などが進化した状況で、旧来からあるキーボードの存在価値はどこにあるのでしょうか。フリックや音声入力の進化によって、キーボードがなくなる時代もいつかはやってくるでしょうか。
いろいろ考えてみると、まだしばらくの間はキーボードとお付き合いする事になりそうです。それにはどんな理由があるか、少し考えてみました。
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“中の人”が明かすパソコン裏話
昔はPCを購入することはそれこそ一大決心でしたしワクワクするものでした。この連載では、そんな「ワクワクする気持ち」をもう1度思い起こすきっかけとなるような、PCのちょっと面白い「小ネタ」や「裏話」を、“PCを提供する側”というちょっと変わった視点からご紹介していきます。
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