米Appleの新キャンパス「Apple Park」は、UFOのような形状と美しい大判のガラスを多用したデザインが特徴的だが、このガラスの壁に歩きながらぶつかる従業員が少なからずいるようだ。米Bloombergが2月16日(現地時間)、匿名希望のAppleの従業員の話としてそう報じた。
Apple Parkは故スティーブ・ジョブズ氏から依頼を受けた著名建築家、ノーマン・フォスター氏が設計し、Appleの“チーフデザインオフィサー”であるジョナサン・アイブ氏の思想も反映されている。
透明なガラスは外壁だけでなく、屋内の間仕切りやドアにも使われており、Bloombergによると、iPhoneを見ながら歩く従業員が気付かずにぶつかるという。
危険だからとガラスのドアに付箋紙を貼っても、「ビルのデザインを損なうから」としてはがされてしまうと匿名希望の従業員らは語った。
MACお宝鑑定団によると、ガラス張りであるため、日差しが強いと温度が上昇したり、反響のせいで遠くの人の声が聞こえてしまうという。
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