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» 2018年03月15日 23時10分 公開

マストドンつまみ食い日記:マストドンがクリエイター向け機能を強化した理由

Instagram的な機能強化を目指したという。

[松尾公也,ITmedia]

 マストドンの最新バージョンである2.3。2.3.0がでた直後にバグフィックス版の2.3.1がリリースされ、3月15日現在の最新ばんは2.3.1だ。これらのリリースについて、マストドン作者であるオイゲン・ロチコさんによる解説記事がMediumのマストドン公式ブログで公開された。題して「マストドン、春のクリエイター向けリリース」。なぜクリエイター向けを強調するのか。

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 そのきっかけとなったのは、VeroというSNSが注目を浴びたことだ。VeroはInstagramに対抗するSNSとして2015年に誕生したSNS。「真実」という意味を持つVeroは米国のApp Storeチャートで1位になるなど人気を集めているのだが、他の商用SNSと違い、「広告なし」の「サブスクリプションモデル」をうたっている。最初の100万人は年間サブスクリプションフィーを生涯無料にするというセールストークが人気のポイントでもある。出資者であるレバノンの富豪が以前経営していた建設会社についての疑惑が取りざたされているなどダークな部分もある。

 それでもVeroが注目されている理由としてオイゲンさんは、Instagramのオルタナティブが必要だということを挙げる。そこでInstagram的ユースケースを想定してマストドンで何ができるかを考えた。Instagramは画像中心で、画像なしで投稿できない(一部でできるようにはなってるが)。一方、マストドンはテキストなしで画像やビデオを投稿することはできない。

 この部分が改善されている。具体的には、画像を添付した際のURLが非表示になり画像のみの投稿ができるようになったこと、画像投稿時の「焦点」を決めてクロップが可能になっていること、また、ピン留め機能は強化された。他のアプリやサービスで見た場合のプレビューも改善され、Discordで動画がインライン再生できるようになったといった、絵師や写真家にとって便利な改善を行ったという。。

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